■アブロ ランカスター
(タミヤ:1/48)
制作者:石川さん
 
・発売されてからかなりたたちますすが、古さを感じさせないキットだと思います。
 
 表面全体に打たれた凸モールドを消さずに製作しようと思ったのですがさすがに合わせの悪い部品が有り、仕方なくスジ彫りしました。
 合わせの悪いところとしてエンジンカバーが一番で、あと胴体上面の旋回銃座を塞ぐパーツ、側面の窓のクリアーパーツでした。エンジンカバーは、高さが足りないのと断面形が主翼側と合わないのが原因で、高さはスペーサを入れ断面は指でしごいて直してみました。
 
 銃座の蓋は、プラバンで胴体の穴より少し大きな円形の部品を作って貼りました。
 窓は一体になっているクリアー部品を窓ごとに分割し胴体よりはみ出して接着し、つらいちにペーパーがけしたほうがいいでしょう。(窓の真ん中がひけている)
 あと垂直尾翼がやたら薄いのですがそのままにしてあります。反対に主翼後縁は厚い、(内側を削って薄くしましょう。)
その他は普通に組めると思います。
 
 主翼と胴体の合いはとても良く塗装してからはめるようにすることができます。塗装はダークグリーン、ダークアース、下面が黒ですが個人の好みで多少(全然違うかもしれない!)変えてあります。
 内部塗装も説明書とはちょっと違います。(イギリス機の塗装はようわからん) デカールは、昔のままで下が透けるしパリパリだし余白はカットしないと使えません。(使用しない方がいいと思います。) できればマスキングして塗装した方がいいと思います。(僕はデカールを貼りました。) その後エナメル塗料のフラットブラックで墨流してオワリ!
■ボート SB2U ビンジケーター
(HiPM:1/48)
製作者:北川さん
 
HiPM 1/48 ボ−ト ビンディケ−タ−を99式改小銃的に作って想う事

 私がこのキットを初めて目にしたのは6月頃のOWLSの例会の帰り 黒川会員のヲタクにお邪魔した時でした。
 私がビンディケ−タ−のキットを手に 「オー!ケンチャン(黒川会員)もなかなか 私のツボを押さえた、キットを沢山持っとるノ−!」と言うと オモムロに怪しげな箱を取り出し、中からビッシリと詰まったエッチングパ−ツを取り出し フ・フ・フ・・・と笑うのでした、「アーそうか この中にビンディケ−タ−のディテ−ルup用のエッチングが入っとるのか!」と思い 一通りエッチングパ−ツを確認してみると1/72のしか無かった・・・もちろん ビンディケ−タ−のも無い!「ケンチャン、俺が悪かったヨ、早とちりして タダ、エッチングパ−ツを見せてくれたのネ!」と心の中でソット呟いた.....

 それはさて置き私が実際にビンディケ−タ−のキットを手にしたのは OWLS恒例の夏季強化合宿の時でした...
(OWLSでは、月例会、展示会の他に白襷隊(有志)による、夏季、冬季強化合宿が有るのです。そこで貴重なるプロパガンダ ビデオを拝見しつつ、会長、他会員より濃密なるお話を拝聴し 相互に模型作りの活力を養うのです!!)
 合宿解散後 まだ心の火照り覚めやらぬ 会長、浦川会員、私の三人で広島エアフォ−スの会員K出氏のお勤めのマツバランドヘ変態を組んで出動しキットをGet!!致しました!
(マツバランドですが キットの品揃え、デカ−ル、SDEカラ−等 エクセレントなお店でした K出氏の完成品もお見事!)

 さてキットの内容ですがパッと見(パ―ツ単体での見栄え)は 「これって小物パ―ツ?」を除けば かなりの好印象?でした・・・胴体、翼のパ−ツを合わせて・・・合わせて・・・合わせて・・・合わない!!次の瞬間私は無意識にヤスリを握っておりました ゴリ、ゴリと削って 何とか形には成りました。
 ついでに痛んでしまった機体表面のパネルライン、羽布のモ−ルド等ペ−パ−で削り落とし、0.5mm厚のプラペ−パ−でパネル、羽布モ−ルド等を再現してみる事にしました。今回初めて羽布モ−ルドを再現してみたのですが、3通りの方法で再現してみました。

    一つは、
    0.5mm厚のプラペ−パ−を0.5mm幅に切り 流し込み接着剤で張り付け 溶きパテにて なだらかにしぺ−パ−で整えて見ました。(同体後部、補助翼、昇降舵、方向舵)

    もう一つの方法は、
    カッタ−ナイフでスジを入れ 割れ目に 溶きパテを入れる方法(主翼)

    イマ一つの方法は、
    カッタ−ナイフでスジを入れただけのもの、塗料で埋まるかと思いましたが 埋まりませんでした(折り畳んだ主翼)修正してありません!

 最初の方法がベストと思います。パイプフレ−ムのコクピット(一回り小さい)ですが胴体内を薄く削らないとスンナリ入らないと思います。
 その他追加工作としては 翼端灯のクリア化、着陸灯カバ−をセロテ−プで再現 他「これって小物パ−ツ?」をウスウス攻撃してあります。それでも使用に耐えないものは 黄銅線、パイプで作って見ました。(照準器、ピト−管、翼の折り畳み用タ−ンバックル、他)

 塗装ですが、1940年当時の VB−3として見ました、キットの塗装指示には機首と胴体帯はFS13538(グロス オレンジ イエロ−)と有りますがグロスのブラックではないかと思います。 参考資料 インアクション No.122 SB2U Vindicator(黒川会員にお借りしました 感謝!!)

 等々色々書きましたが 手間の掛かるキットでも手を動かしていれば、何時か完成するのだと再認識致しました。しかし、私の性格上二ヶ月以上同じキットを作れない事も事実として有るので、修正したい所も散見しますがこれで完成と致しました。99式改小銃的完成度ですが 笑って許して下さい。

 次回作ですが 派手な塗装の機体が続いたので 地味な塗装の 夜間戦闘機としようと思い ストックを見回した所 クラッシク エアフレ−ムズ 1/48 ボ−ルト−ン ポ−ル デファイアント MkTが目に留まり仮組みをしてみましたが スンナリ作れそうです!!

    *99式改小銃
    昭和20年、帝国陸軍は連日の空襲で施設、物資、人員不足の為満足のゆく小銃を造り続けられなくなっていた。その為、工数を極力省いて造られたのが「99式改小銃」近くの敵が打てれば良しとした小銃で、アメリカのレポ−トによれば「世界最低の軍用小銃」と報告されている。それほど手間を省いた加工法で造られた 小銃。


    @小銃の床尾板は金属であることが常識ではあるが、99式改小銃は木製であった(左)。右は97式改小銃

    A照尺もなく、固定式孔照門の99式改小銃(左)と、99式の原形と同じ対空照尺をつけた97式改小銃。

    B側壁扶座もない99式改小銃のムキ出しの照星と、鉄板を丸めただけの板環(上)。溶接の跡もそのままである。

    C銃身覆いがなく、荒削りの銃身がムキ出しになっている99式改小銃(上)と97式改小銃(下)