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今夜の番組チェック

■Yak-1
(アキュレイトミニチュア:1/48)
製作者:石川さん
 
 シュトルモビックに次いでロシア機第二弾キットです。
 部品構成は、非常にシンプルでアベンジャーなどの半分にも満たない数です。
(なのに何故4500円もするのだろう?)
 過去、同社アベンジャーを製作したとき、あれだけの部品点数なのに合わせで苦労しなかったので今回もスラスラと組めると思ったのですが、意外や意外、部品の合いが悪く、おかげでせっかくのモールドがなくなってしまい、修復に結構時間がかかりました。
 
 説明書が相変わらず細かな塗装指示が無く、資料などをほとんど見ない(と言うより持っていない)人間なのでとても困ります。
(主翼にある銀色指示の部分が燃料メーターと完成後知ってクリアーパーツをひっぺがすはめになってしまった。)

 機体の塗装ですが、説明書には、黒とダークグリーンになっていますが、手持ちの古いモデルアートにロシア機の、特集記事が有り、その中でブラックグリーンとダークグリーンになっていたのでこちらの塗装にしてみました。
 下面はライトブルー(20番)と適当なブルーを混ぜたものです。デカールは、非常に薄いので貼るときには気をつけましょう。

■99式軍偵察機(キ51)
(ニチモ:1/48)
製作者:池田会長
 
99式軍偵察機 製作心情および過程詳細
宮城遥拝
 御報告致します。自分が、謹製致しました「帝国陸軍九九式軍偵察機」の製作心情及び過程詳細をここに謹んで御案内申し上げます。 
 

 本機の縮尺模型の完成品を未だ拝見した事も無く、自分の兵舎内に設置してある、がらす製作品奉納庫に、ぜひとも陳列致したく思い、よって製作を開始する運びとなったのであります。 
 

 さて、操縦席の部品等は自分にとりましては、「これで充分であります。」との感が有りましたので、何のためらいも無く、すこすこと組み上げまして黄緑色にて塗ったのであります。その時『縮尺模型製作者であるならば、座席固定帯ぐらいは再現せんか!』と、以前に吉田中将閣下殿より御訓辞を頂きましたのをハッと思い起こし、あわてて「ふぁいんもーるど」製の金属製座席固定帯を、火にて「あぶりなまし」を致し、瞬間接着剤にて装備させていただいたのであります。 
 

 次に胴体を合わせ、主翼・尾翼を接着するのではありますが、自分は、「鋲」の表現というものをいかんせんともあまり好ましく思っておりませんので、(元から素材に存する製品でさえわざわざ埋めてしまっておる程です。)田宮製「ぱて」にて埋める事となります。 
 その前に、筋彫りを直さなくてはならないのであります。自分は、紙やすりは400番しか使用せず、『さふぇさあ』は缶製の500番を使用致しております。でありますので、いつも深く太く直しているのです。筋彫りに関して『おうるず』隊員総員の意見いわく「分割用の溝」と云われておるのですが、しかし、これ位でないと埋まってしまうのであります。尚、この筋彫りに使用しておる刃物ですが、これは、吉田閣下の御手造り「ぴぃかったー」で、『銘・おうるず之守(のかみ)』と呼ばれている逸品であります。いかなる国も、この様な神器にも等しいものは有しないと思うと、誠に『天佑神助』の他無きと思っているのであります。 

−という事で筋彫りを直し、「鋲」を埋めると、な.なんと「ぱて」の権化の様になってしまったのです。運の悪い事にそんな状態で「月例会」を迎えてしまい、持参すると、一見するやいなや北川参謀長殿より『貴様、かしこくも大元帥陛下の飛行機を、いったいどうするつもりかっ!』と一喝され、『・・・ううっ、精神注入棒が・・・。』と思っていると、ポンポンと肩をたたかれ、『つい大きな声を出してすまぬ。本官は貴様を信じておるぞ・・・。』とお声を掛けていただいた、北川参謀長の、そのやさしい目に光るものが見えたのです。『ああ・・・一刻も早く、立派な飛行機を完成させなくては。』と固く心に誓ったのであります。−そして時は流れ、水と紙やすりによって入魂磨きを掛けられた胴体及び主翼・尾翼部品群が整ったのでありました。めでたし、めでたし。 
 

 胴体部及び主翼・尾翼部品の合わせはすこぶる良く、実にすらすらと組み上げる事が出来たのであります。ただ、搭乗時に使用する主翼上の「すべり止め」は、「ぷらぺえぱー」にて再現致しております。
 

 さあ、後は塗装を残すのみ。よくぞここまで・・・と、宮城に向かい不動の礼を奉げんとした時であります...底知れぬ冷たいものを背に感じ、フッとふり向いた自分は・・・見てはいけないお方を見てしまいました。聞いてはいけない声を聞いてしまったのであります。『胴体後部の四角いもーるどはは、明かり採りの窓!窓!』その声の主は、なんと、「おうるず」隊の中でも異才の黒川秘密工作員だったのです。黒川隊員に『そ・それは自分に、クリア化工作をしろという事でありますか?』と恐る恐るたずねると『ああ。』と無表情にひと言発せられるのみ。『ど・どうしてもでありますか?』と問い重ねると、またひと言『ああ。』・・・。泣きながら走り去ってしまいたい自分でありましたが、何しろ目の前に無表情のそのままじっと自分を見ているのは黒川隊員なのです。とても逃げおおせるものではない事を悟った(感じとった)自分は、その場でおもむろに「ぴんばいす」で穴を数ケ所明け、「かったー」で四角く切り抜いたのです。彼の姿はもうその時には消えておりました。そこには紙片が一枚。『翼端灯、着陸灯、尾灯』と書かれてありました。全てをクリア化しろという事に他ならないのです。『く・・・う・・・神州大日本帝国は不滅なんだァ!』と叫びながら、自分は、涙をぬぐう間もなく「あくりる棒」でそれぞれを再現しだしたのであります。「りゅーたあ」で大まかにし、紙やすりで(この時ばかりは1500番)整え、「こんぱうんど」で透明にしたのであります。
 

 今度こそ、今度こそ塗装工程に入れるのであります。「ピーピーピー」自分の受信機に着信有り!『クリアは敵国語・・・・・・プッッ。ツーツーツー』と黒川隊員の声でありました。恐るべし黒川秘密工作員!!
 

 いよいよ塗装ですが、自分は一般的な「ぐんぜ」のを使用するのですが専用からーではなく、色調はいつも塗料収納凾の中に常備している物の中から適度に混合するを宗としており、一味色あいが違っておりますが、これもまた良しとしております。本機の場合、まず日の丸の位置に赤を吹き、さーくるかったーで丸く切り抜いた「ますきんぐてーぷ」を被い、その上から主翼上面に白を重ねこれをまたますきんぐをし、最後に本機の機体基本色(今回は「えあくらふとぐれー」に少量の「青」を加えたもの)を塗りました。
 垂直尾翼の部隊図柄も、ますきんぐ及び手書きでやっております。自分は、「でかーる」と云う物はほとんどの場合使わないのであります。塗装もしくは手書きで済ます様に心掛けております。ですから、本機も本当ならば単一色の安易な機体にと考えてはおったのです。二度有る事は三度有る。で、今度は、小野九州大分基地司令がたまたまおいでになられ、その時「日本陸軍機の塗装とまーきんぐ」(モデルアート社)という書籍をぱらぱらとめくられておると、おもむろに『おおっ、これがえぇのぉ!貴様もそう思わんか!?』と一方的に決めて下さったので『上官殿に逆らっては軍法会議じゃわい・・・。』と思いつつ『はい・・・。』と答えると『声が小さいッ。』で、『ハイイッ!』と云う事で、この機体となったのであります。これでやっと九割完成であります。 
 

 いつも最後に「風防部品」を取り付けるのですが、まず、「せろてーぷ」を風防に貼り、「つまようじ」で窓わく部の所をしっかりとなで、「でざいんかったー」で一気に切り抜くという方法を常と致しております。これが一番手っ取り早いのですが、非常に集中力を必要としますので、思い切り吸い込んだ息を止め、作業をするのです。時々、戦友の顔がふっと目の前に見えたりする苦しい思いもしますが、これが最良と思っておるのであります。「ぱくとら田宮」の黒ですみ流しをした後、機体全面に、「くりあー」を光沢の出る様に何度となく厚吹きをするのです。自分は『飛行機は美しい』を旨としておりますので、汚しなどはほとんど致しておりません。(色彩感覚の悪い上に何とも下手なので出来ないだけの事であります。)
 

 消灯らっぱが聞こえて来ましたので、そろそろ終了致したいと思います。果たして皆様の検閲に合格しますか否か、ただそれのみが心配であります・・・・・・。 
 あっ!班長が見廻りに来た様です。それでは、これにて以上報告を終わりと致します。 
宮城遥拝